洗濯

今関西電力の幹部が、多額の金品を受領したことが大きな問題になっています。国税局の調査が始まった時点で6割を返したとのことです。ということは、それまでは個人が黙ってもらうつもりであったように推測されます。個人でも企業でも日常の関係取引を円滑にするため、中元、歳暮、お礼の類があっても良いと思いますが、今回のケースのように、これだけ多額になのに黙ってもらうというのは、個人の意識、金銭感覚、企業風土の所以であると思います。坂本龍馬の言葉で「今一度日本を洗濯致し候」がありますが、企業の洗濯が必要なようです。